日本のマリーナの陸電ポストのコンセント形状は、原則として以下の4タイプに分類されます。
日本・米国・カナダ型。日本の家庭用コンセントにアースが付いているタイプ。 アースが不要な電化器具はそのまま2ブレードで使用できます。
標準的なマリーナの陸電ポストのプラグです。船内でエアコンなどを作動させることができます。 但し、100V供給のため輸入艇に設置されている115−120V電化製品(エアコン、レンジ、冷蔵庫)が正常に作動しない場合があります。
大型艇バースの陸電ポストのプラグです。大きさが異なるため30Aのプラグでは使用できません。 50A型を30A型タイプのコンセントに変換するアダプターもあります。
大型艇バースの陸電ポストの200Vプラグです。 50A250V型を30A型タイプのコンセントに変換するアダプターもあります。 尚、変換後は100Vとなります。 夢の島マリーナ、ベイサイドマリーナやヴェラシィスマリーナのゲスト用陸電ポストに採用されています。
輸入されているボートやヨットのインレットコンセントの形状は、原則として以下の4タイプに分類されます。
日本のプラグにアースが付いているタイプ。日本の空冷発電機に直接接続できます。 また、バッテリーチャージャー入力専用のタイプの場合もあります。滅多にありません。
ベイライナー、シーレイ、カーバーなどの輸入艇の大部分はこのプラグとなります。 日本で製造された大部分のボートもこのプラグ形状を採用しています。マリーナ陸電でも一番多い形状です。
30フィートを超える一部の大型輸入艇に採用されています。 アースが外側にあるのが特徴です。過半数のマリーナでは使用できません。
200Vを必要とするヨーロッパボートやセーリングヨットに多く見かける形状です。 アースが外側にあるのが特徴です。 このタイプが標準となっているボートは、船内の電化製品も200−220V仕様のものが多く、 アダプターを使用してマリーナから100Vを取得しても作動しないおそれがあります。
コンセント形状変換アダプターを使用すれば、陸電ポストから家庭用の電源を取得することも可能です。 他にも貴方のボートとマリーナ陸電ポストをつなぐ変換アダプターがございますので、詳しくは、弊社にご相談下さい。